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「洋上のインテリア」:船内装飾と建築にみる近代日本デザイン

横浜の日本郵船歴史博物館において開催されている「洋上のインテリア」を見に行った。

「洋上のインテリア」とは、戦前の豪華客船に用いられた、食堂や客室などの贅をつくしたインテリアのことである。船で欧米に行く、ということ自体、今では想像がつかないのだが、戦前は飛行機での旅行はまず考えられず、船旅が主流であったようだ。

そこで当時の国民の豪華客船に対する注目度も今では考えられないほど高く、展示資料によると、日本郵船が内装を欧米の会社に依頼したところ、国内各所から「なぜ国内の会社を利用しなかったのか」という声が上がったという。

もちろん、不幸な戦争に突入する前まで作られていた客船は国内のデザインが用いられており、しかも北米、欧州、南米と航路によって異なる客層に応じてインテリアのテーマも変えられていたという。

展示されていたのは、設計図ではなく、一種のイラストというか、完成予想図のような形で船室を描いたものだ。とても精巧にできており、しかも長い時間が経ているにもかかわらず、色褪せた感じも少ない。

そして、そこで使われている色彩感覚やデザインはまさしく戦前独自のものであり、当時の豪華客船の雰囲気を偲ばせるものである。

ちなみに横浜の日本郵船歴史博物館は、戦前の建物の一階を博物館に改装したものであり、当時の雰囲気を偲ぶことができる。また、とても清潔に保たれており、同社の神経の細かい扱いを十分に感じることができるものである。

8/26日記

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