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映画「TUBE」を見て

日曜日の今日、韓国映画「TUBE」を見に行った。アクションシーンの出来はなかなかである。

ただ、冒頭、登場人物の紹介がうまくできないままにエピソードがたたみかけるように生ずるので、顔と名前が一致するまでだいぶ時間がかかってしまった。なぜだろう。寝ていたわけでもないのに。字幕のせい?

映画を見ていて僕が興味を持ったのが韓国の地下鉄である。7000系とでもいうものだろうか。ステンレス車両。4ドアロングシートで、東京の地下鉄ときわめて近似性が高い。前面は非常口を運転台と反対側に寄せた営団6000系タイプ。でもデザインはやや大味。側面は両開きドアで側窓は上半分が内側に倒れるJR西日本更新車方式。

映画のセリフでは電圧が22,000ボルトといっていた。パンタの碍子もJRでいえば交流電車を思わせるものであった。もしかして交流方式なのであろうか。でも、VVVFではないようで、客室の床に点検蓋があり、実際その蓋経由で床下から主人公が隣の車両に移るというシーンがあった。JRの場合点検蓋は台車のモーターの上にもうけられていたので、モーターがじゃまで蓋を経由して床下を移動するというのは無理であろう。

室内も日本の地下鉄とそっくり。ロングシートにつり革、網棚につかみ棒。一つ負けたと思ったのは、蛍光灯にカバーがかかっていたこと。

あと、これはフィクションだからも知れないが、劇中盛んに非常線というのがでてくる。待避線のことだろうか。地下鉄でそんなに待避・追い抜きをしているのだろうか。あと、セリフで説明があったが、地下鉄および付属地下道が戦争など非常時の避難場所になるので網の目のように走っているという。韓国らしいと思った。

あと、劇中で、走行中の電車を切り離すというシーンがあった。最後は先頭車両だけで走ることとなる。ということは韓国の地下鉄は1M方式なのだろうか。日本ではできない芸当だ。

というわけでストーリーよりは地下鉄に興味を引かれた2時間でした。でもアクションシーンは良くできていた。

11/21日記

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コメント

みやこの様
コメント有り難うございます。
韓国の事件の後、日本の東京メトロの車両を使って同様の状態を再現したところ、難燃基準が厳しいので、延焼にはいたらなかったそうです。
蛍光灯のアクリルカバーは確かに、関東と関西の大きな違いですね。また、最近の日立製の車両などは空調の配置を工夫して天井が高くなっているので、また雰囲気が変わりましたね。

投稿: primera | 2010.01.31 01:30

はじめまして、
韓国においてこの映画が封切りされる直前に、テグにおいて地下鉄放火々災事件が起きたので、余りにも酷似してた為公開を延期したが、イザ公開するや大反響を呼んだそうです。
いっぽうの日本で破壊シーンとなるとイメージダウンにつながるとかで、非協力的となるケースが多くみられるが、それでも協力してくれるケースも幾つかの例があり、たとえば「ガメラ2=レギオン襲来=」では破壊シーンを含め札幌市交通局は全面的に協力してますし、かの有名なTVの「西部警察PARTⅡ」では広島電鉄の廃車予定の電車を爆破してるし、そして往年の映画「大いなる旅路」では国鉄の全面協力により廃車予定のSLを転覆させてます。
それにしても「TUBE」に出てくる電動車を見ると、わが国に居そうな電車なので、このまんまわが国では知らせてもよさそうな感じがするのは私だけでしょうか。
[なお、蛍光灯のアクリルカバーは関西のJR、私鉄、地下鉄において見ることが出来ます]

投稿: みやのこ | 2010.01.12 23:07

SATOさんは韓国の鉄道も守備範囲ですか。恐れ入りました。やはり日本の血筋が入っているのですね。

国鉄との乗り入れが交直両用というのは問題ですね。やはり車両コストがネックになりますよね。今度の筑波エキスプレスも交直両用にならざるをえないようですが。

Primera

投稿: Primera | 2004.12.03 19:56

アンニョンハセヨ SATOイムニダ。韓国地下鉄も趣味の範疇です。
7000系はソウル地下鉄公社7号線の車両です。ROTEMという会社が制作していますが、技術支援は日本の三菱重工がやっていました。
地下鉄に交直両用が入るのは事実です。これは国鉄が交流だからです。国鉄と相互乗り入れをしている地下鉄は1号線と4号線です。1Mってことはなかったと思います。デッドセクションはソウル駅を出たところで、室内灯が消えます。

投稿: SATO | 2004.12.01 01:39

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 最初のドハデな銃撃戦が全然盛り上がらず、その上なんか不自然なムーディさ漂うスロ [続きを読む]

受信: 2004.11.22 00:35

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